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<title>小野山要エッセイ</title>
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<copyright>Copyright 2008</copyright>
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<pubDate>Tue, 18 Nov 2008 22:59:03 +0100</pubDate>
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<title>706：異様に立派なテル坊主</title>
<description>滞在許可の問題や、短編映画の編集の問題や、そういうことに追われている内に、10月まではポツポツと声がかかっていた仕事の話が、パタンと途切れて候。10－12月期の我が財政は大いに下方修正。そんな時は野菜を煮る。 滞在許可がもう一ヶ月早く片付いていれば…。なんて嘆いても仕方がない。仕事がないものはないのだ。おまけに、来年度から実行されるテレビＣＭ枠の急減と、奇しくも同じ頃合に世界を覆った経済恐慌の煽りを受けて、広告宣伝費が削減される、つまりは撮影がなくなるということ。先日の、映画関係者を中心に100人以上集まった我が合法化宴の際にも、あちらこちらから聞こえてくる「どうやら撮影が非常に少ないらしい」という不安なる噂。曰く某現場では、「俺たちはとりあえず年末まで仕事できるから有難いな…」などと、人々は胸を撫で下ろしているという。そんな時期にフランスに残ることになった僕。 よく芸人が苦労話で、「仕事がなくていつも図書館に行っていた」などと言う。なぜ図書館にいく、バイトをせいバイトを！などと思うかもしれないが違う、我々の仕事は前日の夜に降って沸くこともしばしばで、それを逃せばまた３ヶ月ない絶大な機会、いつも戦々恐々と携帯電話が鳴るのをじっと待っているのである。待ちきれずかけたりもするが、そこは人生のタイミング、なかなか良い返事はこない、こないばかりか、あまりしつこくして嫌われるのも怖い、だから図書館でじっと本を読んだりするのである。よく言えば「戦闘準備完了のまま待機」、ほんとのところを言えば「とにかく毎日が暇」という状態を保たねばならぬ。そして急に大金が投じられた現場に到着したときの、このギャップ、もうマインド・ザ・ギャップで、しかし我々はプロであるから、小さなミスとて許されぬ、眼球がマブタに噛付くくらいに引ん剥いて。 仕事をできない日が10日続いた。もう少し続きそうである。神様仏様、どこかに欠員がでて、そこでちんちくりんなアジア人を思い浮かべる暢気な先輩方が現れますよう。もうお星様にお願いである。異様なまでに立派な井出達のテルテル坊主を数体こしらえたい気分である。温かい飯を食わんかな！...</description>
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<pubDate>Tue, 18 Nov 2008 22:41:19 +0100</pubDate>
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<title>705：カンガルーの道</title>
<description>中学校卒業から高校入学の一ヶ月間、オーストラリアは西海岸、パースという地方都市にホームステイをした。まだ英語が全然しゃべれなかった頃で、しかも学校の十数名と集団で行くというプログラムだったから、後にフランスに来て肌で感じた「異文化交流」という感覚ではなかった。むしろ、ちょっと遠出の社会化見学に近かったように思う。 パースから更に車で数十分、あるいは数時間、もうすっかり忘れてしまったが、とにかくパースから離れた海辺の町の家庭に迎えられた。西海岸の小高い丘の上に立った瀟洒な家で、日没時には水平線に沈む真っ赤な太陽と、その海を横切るイルカが観察できた。早朝５時頃に目を覚ませば、家のすぐ前まで、野生のカンガルーがうろうろしていた。オーストラリアだからこんなものなんだろうな、くらいにしか思っていなかったが、今思えば、これほど恵まれたオーストラリア滞在は他に聞いたことがない。 英語がしゃべれないから、家族と深いコミュニケーションがとれない。犬が走ったり、ボールが転がっていたりすれば、すぐ誰とでも楽しくできるのだが、それ以上のこと、たとえば僕がどういう文化の中で育ったのかを説明しようとすると、急に何もできなくなってしまう。「ハンバーガーを２つ下さい。いくらですか。260yenです」なんていう英会話を丸覚えするだけが英語教育だった年頃である。それに、他の文化に比べることで改めて見えてくる自分、ひいては日本という経験がゼロに等しかったから、もどかしさだけが胸の奥で石になって痞（つか）える。だから、楽しい思い出である反面、僕にとってホームステイは一種の失敗であったし、あの失敗を反省することが、今の長期ヨーロッパ滞在に繋がっているのかもしれない。だからまた、「なんとなく」でも、何かをやってみるということは大切だなと思う。 ホームステイも半ばのろある昼下がり、僕は一人でジョギングがしたくなった。中学野球部でいつも走らされていたせいで、久しぶりに体を動かしたくなったのである。家のすぐ近くに、ブッシュと呼ばれる低木の森があって、その中に一人入っていった。夕暮れの時刻。家の方向から見ていると、低木だからずっと先が見渡せる。そのため、森が不安な場所に見えず、安心し何も考えず遠くまで来る間に、道がまったく分からなくなってしまった。それでも強引にジョギングを続け、帰り道を探していると、低木の森を切り裂くように、ずぅっと遠くまで一本に伸びた砂浜の道が現れ、遠く丘の向こうに町が見える。どんどん暗くなる空に追われて息が詰まっていたから、安堵で力が抜けた。やっと家に帰ることができる。僕はその不思議な道を、砂に足をとられながら懸命に走った。 しばらく行くと、野生のカンガルーが道を横切った。今のはカンガルーだろうか、などと考える間もなく、今度は別のカンガルーの親子が通り過ぎ、よく見ると、ずっと伸びた道の向こうのほうまで、幾度となくカンガルーが現れては消えるのである。実に不思議な光景で、僕はとても驚いた。 家に帰ると、たった一時間半、家を留守にした僕を心配するはずなどなく、そろそろ夕食を作ろうかなとゆっくりしていた。僕はそのカンガルーの話をしようとしたが、やめた。口では、あの道を説明することはできそうになかったし、オーストラリアの皆には、あれは当たり前のことかもしれないと思ったから。それよりは、せっかく持ってきたコマ回しを練習して、見せてあげる方が大切だろうと考えた。 初めての外国で体験した切なさを思い返すと、いつもあの道を走ったことがまず脳裏に蘇る。誰にも言わずに胸にしまっておいた、カンガルーの道。...</description>
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<category>一般</category>
<pubDate>Mon, 17 Nov 2008 18:02:01 +0100</pubDate>
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<title>704：合法化宴</title>
<description>滞在許可証発行記念パーティを開催した。合法化記念パーティ。副題はボリス・ヴィアンの名曲、「On n est pas la pour se faire engueuler（わざわざ怒られるために来たんじゃないよ）」。ファビオに作らせた例の招待ビデオも好評で、100人くらい来てくれた。普段は一緒に飲んだりしない、仕事仲間もたくさん来てくれた。 パリの居酒屋通りオベルカンフは158番地、カフェ・ド・パリを借り切った。地下に iPod でお手軽DJが出来るダンスフロアがある上、小さな映画上映室があるという非常に変わったバー。頼りにしていたDJ友達が来れなくなったので、ファビオと二人、当日焦りに焦った挙句、適当にパソコンを漁って音楽を持って行った。グダグダだったが、皆多いに盛り上がってくれたのが幸い。お酒とマイケル・ジャクソンさえあれば、どうにでもなるんだなぁと思う反面、次回は何としてでもDJを呼ぶべし、と固く決意したのは、やっぱりちょっと後悔してるから。ということで僕ら、DJ募集してます。 *** いろいろな所で、ラムベースの「ポンシュ」というカクテルを飲まされる。ショットグラスに、ラムを少量のフルーツジュースとさとうきびシロップで割り、中に氷とライムを入れたもの。ポンシュポンシュってよく聞くな、何なんだろうなと思っていたら、PUNCHのフランス語読みだということが判明した。パンチ・カクテル。 甘いのにだまされてはいけない。 いつもだまされて、脳まで酔っ払う。...</description>
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<pubDate>Sun, 16 Nov 2008 18:03:49 +0100</pubDate>
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<title>[雑感]友達/アイディア</title>
<description>「プライベートジョーク（内輪の笑い）の量は、その友人の大切さと比例する」という自論がある。 最近 Facebook をやっていて露骨に感じるのが、「共通の友人の数は、その友人の大切と比例する」という事実だ。親友と呼べる人間に限っては、僕の知り合いの半数を知っている。 僕には果たして、人間関係の半分を把握しているような他人がこの世にいるだろうか。３人いるだろうか。いないかもしれない。 ＊＊＊＊ アイディア。 子供にとって世界は疑問の球体である。あの頃、目の前を取り囲む全ての不思議を、どうしてだろうと頭を傾げていた、あの感覚が大事だ。これから先、全ての作品は子供の頃の「なぜ」「どうして」がベースになっていくはず。あの頃の疑問を、大人の目から眺めなおすと、面白いことが本当に多いのに気づく。...</description>
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<pubDate>Tue, 11 Nov 2008 23:26:17 +0100</pubDate>
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<title>[告知]　宴</title>
<description>Video d&apos;invitation from emanak on Vimeo. 滞在許可取得の特大パーティを催します。 ぜんぜん飲み放題とかじゃないですが、ぜひ来てください。...</description>
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<category>一般</category>
<pubDate>Mon, 10 Nov 2008 13:41:58 +0100</pubDate>
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<title>703：靴下の穴はいつも一斉に</title>
<description>年末だからだろうか。春から関わってきた様々なプロジェクトが、一気に仕上がり始めた。同じタイミングで複数の靴下に穴が開く、あの同調感覚に似ている。いいこともわるいことも、いつも波になって押し寄せるのが人生というものらしい。 ６月に撮影監督をした短編映画『ボロネーゼ』がいよいよスタッフ試写会。同じタイミングで、先月撮影監督をしたリオネル監督のＰＶが完成予定。月曜日に撮影したＴＩＣＴＡＣのＣＭも、同じタイミングで仕上がる予定になっている。これに加えて、先日の下着ＣＭが終わったことと、２本の短編映画が今月中に仕上がることで、2008年これをやったんだな、という気分が高まりそうだ。山あり谷あり、それでも自分なりに一生懸命やった。10年ほど言い続けていることだが、来年こそ飛躍の年だ。 残念ながら年内の完成は不可能になってしまったが、１月には僕が自分で監督した短編映画『湯のみに毛』第一話が終わる。たった８分。鑑賞後、観客の人生に役立たない可能性大。それでも、早く皆に見せたくてしょうがない。この８分に、自分の人間らしさが全部入ってるような気がするから。こんな作品でも。...</description>
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<category>一般</category>
<pubDate>Fri, 07 Nov 2008 00:52:11 +0100</pubDate>
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<title>[写真]チクタクＣＭ撮影</title>
<description> 働く要と 働くグレッグと...</description>
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<category>一般</category>
<pubDate>Thu, 06 Nov 2008 07:58:01 +0100</pubDate>
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<title>702：呼ばれるうちは</title>
<description>10月最終週は、映画学校時代の友達がスタッフの７割を占める自主映画を７日間手伝った。普段は演劇をやっている博士課程の人たちが主体、生粋の自主映画。給料は出ないし、カメラと三脚以外にはほとんど何もできないという、映画学校時代を思い出す低予算映画であった。 なぜ承諾したかというと、先週まで滞在許可の関係で仕事ができなかったこと、そして、どうしても要に撮影監督をやってほしい、とお願いされたこと。大体どんな撮影になるかは分かっていたので、最初は断れなかった自分を恨むばかりだったが、やっていくうちに何となく撮影っぽくなってきて、監督はじめスタッフも映像に満足してるみたいだし、やってよかったのかな、と思い始めた。他方、もうお金の出ないことは絶対にやるまい、という10度目の決意も固まった。とほほ。 何をやっても運の悪い男が、大金を抱えて逃げ回る、というストーリー。フランスの映画学生の家にいくと、必ずタランティーノのポスターが貼ってあるものだが、監督もまたそういう一人なのだろう、ちょっとかっこ悪く仕上げたコミカルなマフィア映画。チープで劇画的な演出が狙いとはいえ、作品が醸し出す雰囲気はギリギリの線。 撮影で不思議だったのは、何をやっても運の悪い男を描くとはいえ、撮影環境にまでその不運が及んだこと。毎日外で撮影だというのに、寒波到来で寒い寒い、雨が降る霧が出る、非常に過酷な現場となったのである。真冬用の防寒具に、カッパに長靴総動員、まるで出兵。そんなこんなで大変だったが、まぁいつものごとく、何とかやったのである。撮影中に商業許可がおりたことで、泥の中でも幸せを感じられる状態になったいたことが救いだ。 自主映画で何がきついって、現場があたかも兵糧攻めみたいになること。寒くて寒くて凍えそうだというのに、温かいスープ一杯がお昼に配給されるのを待つ…。フランス人というのはなぜか、あまりご飯を口にしなくても大丈夫な人たちで、剛食が人生の最優先項目である僕には、非常にきつい。胃がしょんぼり。たとえ撮影がつまらなくても、宝石や化粧品のＣＭばかりやっていたいなぁ、あれは飯が美しいものなぁ、と思ったりもする。 この風景の中、７日間の戦争だった。 ＊＊＊ ７日あけて翌日は、数ヶ月前から企画があがっては立ち消えていた、チクタクという、「米粒メントス」風なお菓子のＣＭで撮影監督。これは、学生時代から色々くだらない作品をコンビで撮り続けてきたセドリックという監督が、とうとうクライアントを獲得した記念作品で、今後僕が温かいご飯を食べるためには、ぜひとも彼が大成功してもらわねばならず、食欲は芸術欲に見事変換され、グレッグを照明に、ブラッドを演出アシスタントとして連れてきて、身内だらけでゴリ押した。このセドリックという男は、映画というより映像派の人間で、「COOL」な演出をやらせたらとっても上手である。映画学校には、ゴダールがどうのタルコフスキーがどうの、頭ばかり使って撮る人が多い中、セドリックにはそういう映画理論なんて必要ない、とにかく面白く撮る、という大切な部分がしっかり発達している。だから安心。 作品はまぁまぁ面白いものになるだろうし、今日はお給料も出た。札束握り締めて、温かい白米を食べるべし。ギリギリ賃金、貧乏ガイジン撮影監督として。一つ一つ頑張るだけです。 ＊＊＊ ぐだぐだになるまでウォッカを飲み続けたとある夜、今年から画の教室に通い始めたファビオが描いた僕の肖像画。 うまいとか下手とか通り越して、この画すごい好き。...</description>
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<pubDate>Tue, 04 Nov 2008 11:24:13 +0100</pubDate>
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<title>701：第一歩だ</title>
<description> とうとう滞在許可の結果が出た。商業許可が2009年１月５日に発行される見通しである。方法としては無理と色々な人に言われた、学生から商業ビザへの切り替え。できるんじゃないか。ほほほ。 今年で27歳を迎えた僕だが、少なくとも30歳くらいまでフランスで生活することになりそうな展開である。その間に、何としても人生を急展開させるのだ。この紙切れ一枚握り締めて。 この写真を見て欲しい。これは勝負人の顔だよ。生きるのに必死な顔だよ。 …というのは嘘だよ。枯葉舞うパリのとある自動写真機の中、すました顔で、今まさに飛んでいかんとする遮光カーテンをギュッと両手で握り締めている顔だよ。 浮かれてはいるが、ここからまだ２ヶ月以上、正式に商業活動が出来ない。仕事はポツポツと入ってくる。どうやって切り抜けるべきか。一つも逃してはならない。ドブネーズミみたいに美しくなりーたい。無茶してでもやって、白いマンマを頬張りたいぜよ。 とりあえずもうしばらく、サヨウナラ日本。 もっと大きくなって、いつか笑顔で帰ってきます。 羊の雲の過ぎるとき 蒸気の雲が飛ぶごとに 空よ　お前の散らすのは 白い　しいろい　綿の列 第一歩だ。...</description>
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<pubDate>Thu, 30 Oct 2008 23:18:09 +0100</pubDate>
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<title>[宣伝]下着のＣＭ</title>
<description>女性下着新製品プロモーションビデオで撮影監督しました。 ＨＱというボタンをクリックすると、画質が少しよくなります。 institutionnelUploaded by dopbd 撮影監督としては、初めて自分で納得できる給料のラインに達した記念碑的作品。クライエントも非常に喜んでいただいたそうで、この映像は全世界の新商品説明の場で使用されるらしい。 頑張ろう。...</description>
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<pubDate>Wed, 22 Oct 2008 23:16:15 +0100</pubDate>
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<title>[宣伝]テクトニック</title>
<description>この夏、こんなＣＭでアシスタントやりました。 New Yorker Tecktonik フランスで大流行中のテクトニックを取り入れた、ドイツの若者服のＣＭ。 まさに現代の竹の子族。 ダンサーの中に、黒人でものすごい人がいたけど、なぜか本編では使用されじ。 おじさんはもうついていけません。 監督はフォトグラファー畑なので、監督兼撮影。 監督もできる撮影監督、おいしいなぁと思う。...</description>
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<pubDate>Tue, 14 Oct 2008 23:56:15 +0100</pubDate>
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<title>[写真]ブルターニュ</title>
<description> クリックすると大きいサイズ（ 1280x1024 ）で観れます...</description>
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<pubDate>Mon, 13 Oct 2008 06:48:24 +0100</pubDate>
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<title>700：ブルターニュ撮影２</title>
<description> 大雨、寒波。襲い掛かる砂嵐からカメラのメカニックを四六時中守る忍耐。大自然の驚異に満身創痍…。何て辛い撮影を想像していたが、悪天候で有名なブルターニュ地方は初日を除いてカラリと快晴、雲ひとつない青空が４日続いた。地元の人たちも「夏を含めても一番の好天気」と認める、奇跡的幸運に恵まれた。 天気が良いから気分も良好。若いながらも経験豊富なスタッフが集まり、長編映画の撮影と比べても決して引けをとらない、素晴らしい撮影となった。小・中規模の撮影ばかりやっている僕としては、久しぶりの35ミリフィルムでの撮影だったので、フィルムチェンジひとつにしても少々緊張ぎみだったが、機材のトラブルなどは一切なく、気持ちよく仕事を終えることが出来た。おかげで、初めて就いたチーフ助手アルノとの一週間は、プロフェッショナルかつ楽しく過ごすことができた。アルノは比較的自由にやらせてくれるタイプで、彼の下にいれば、のびのびと、かつ自分で考えながら仕事ができる。またいつか、一緒に仕事できたら嬉しい。 また、僕よりたった１歳年上の撮影監督ヴァンソンの仕事も非常に興味深かった。１歳上といっても、彼は20歳から映画で仕事をしているので、アシスタントとしてのキャリアはすでに積み上げ終え、満を持しての撮影監督デビュー２年目。僕も撮影監督をやることがしばしばあるので、彼との経験的な差は明らかだ。この一週間で彼から学んだものは非常に大きな収穫である。同年代にこんな才能がいるんだなぁ…と、何だか落ち込んだ気分になるが、今は自分にできることをやるだけだ。 フランスの新幹線、ＴＧＶでパリに向かう電車の中。大自然に囲まれて、日の出とともに仕事を始め、日暮れとともに帰宅するという生活をしていたので、パリの喧騒に戻るのが少し心寂しい。アルノとカメラ・トラックに乗り込んで、海辺にそったうねり道をよろよろ進む朝を振り返る。朝の白が空から抜けて、深い青が水平線に反射し始める、あの時間。藍色の空にぽっかりと浮かんだ量感のある雲、それを橙色の朝日が染め抜くと、鏡になった海がゆらゆらと黄金色に揺れる。しばらく進んで、一面を草に覆われた丘に辿り着けば、そこを越えた先が見事な入り江になっている。撮影現場である。重たい機材を、白い砂に足をとられながら運ぶのだ。 いい作品になるんじゃないかな。 僕は何だか、羨ましい気分になった。 パリに帰ったら、もっと動こうと思った。 なるほどブルターニュの海岸は美しい。明日も明後日も、1000年後も美しいだろう。ただ、僕がこの世界で呼吸できる時間は限られている。自分がいなくなっても、あの朝の光景がいつまでも輝いているという事実は、自分という儚さを一層感じさせる。あの美しさの永遠に少しでも歯向かうために、やらなければならいこと、僕にしか出来ないことが、きっと一つくらいあるはずなのだ。僕を取り囲む優秀な芸術家たちを見習って、僕も自分がここにいるということを、もっと表現しなければならないなと思った。大きな才能という言葉は、きっと誰かのためにあるもので、僕の中にある可能性は、そういうものとは少し違う。挫折を恐れる余裕なんてどこにもない。そんな青春はとっくに終了してしまった。毎日しかない人生、今という瞬間しかない人生。その中で遅々と、しかし継続的に、自分が誰なのかを見極めて、自分だからできることを表現する必要がある。生きるということは本当に。 ＊＊＊ 写真...</description>
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<pubDate>Sun, 12 Oct 2008 14:58:20 +0100</pubDate>
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<title>699：ブルターニュ短編撮影</title>
<description>長編映画規模の機材を使った短編映画撮影のため、フランス最北西ブルターニュ地方のブレスト、そこから車で更に30分の海辺に来ている。僕の仕事はセカンド撮影助手。フィルムの装填が主な仕事だ。海軍所有地にある海の家らしき場所でスタッフ一同寝泊りしている。 ２年以上前、初めてのテレビ映画撮影で知り合ったアルノがファースト撮影助手。機材屋ではよく顔をあわせていたが、あれ以来、初めて一緒の仕事だ。アルノはひょろっと背が高く、清潔な印象の青年である。優秀な助手にありがちな、几帳面そうな人だなぁと思っていたが、実にその通りだった。僕が撮影監督をしたり監督したりする時は、基本的に気分を高揚させるのが常だが、アシスタントとして撮影に入るときは、自分の上に何人も「ボス」がいること、そして仕事の本質が几帳面にならざるを得ないことなどから、全く違った人格で撮影に臨む。今回のように、初めて仕事をする人だらけの撮影ではなおさらだ。 海の家では、アルノと二人部屋。小さいベッドが二つに、簡単なシャワーとトイレと流し台がついている。初日の出発は８時45分。それまでに朝食や準備を済ませるわけだが、アルノが神経質なのは前日の夜、明らかになった。 「要、明日は俺の目覚まし時計で起きよう」 「はい、どっちでも大丈夫ですよ」 「７時30分にするが、大丈夫か」 「はい、大丈夫です」 「シャワーは誰が先に入るべきか」 「どうぞお先に」 「そうか、シャワーは俺がまず入る…」 壁が薄いので、お隣さんの声が丸聞こえだ。 「録音の連中だな。気になって眠れないかもしれん」 「僕はたぶん大丈夫です」 「そんなこともあろうかと思って、これを持ってきた」 差し出した手の中に、耳栓。 にやりと微笑むアルノ。 「これさえあれば、大丈夫。もともと睡眠が浅くてな、何か音が鳴るとすぐに起きてしまうんだよ」 そういえば、機材準備の時すでに、「お前はいびきをかくか？」という質問をされていた。 「お前も使うか？」 「いえ、僕は大丈夫です。使ったら目覚ましが聞こえないかもしれないし…」 「本当に使わないで大丈夫か？」 「はい、大丈夫です」 「そうか…。よし、シャワーは明日、俺から入る…と。おやすみ」 「おやすみなさい」 ＊＊＊ 僕は性格的に、「ちょっとふざけてるのかな」と人が思うくらいに気分を高揚させている時の方が、頭の回転が倍速になって良い結果が出ることが多い。アシスタントに向いてないな…と常々思うのは、ボスの視線を気にしながら点検点検の緊張感で四六時中過ごそうとすると、どうしても内向的になり、逆に視野が狭まり、小さなミスをしてしまうからだ。アルノはいい人だが、今までに仕事をした人の中で２番目に几帳面な人なので、かえってミスをしてしまいそうで怖い。気を引き締めつつ、かつ強張らず、頭を整理しながら頑張ろうと思う。...</description>
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<pubDate>Sun, 12 Oct 2008 14:57:24 +0100</pubDate>
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<title>698：リオネルがＰＶ</title>
<description>映画学校からの友人リオネルが、Triumviro というインディーズバンドのためにミュージック・クリップを監督した。僕の『湯飲みに毛』でメイキングを撮影してくれたし、ポスト・プロダクションには全面的に協力してくれる。映画の業界に斬り込めなかったリオネルは、そのせいで自分でカメラを振り回さなければならかったが、おかげで何でも撮って編集し、クライエントを納得させてしまうマルチ・タレントな男に成長した。そのリオネルが撮るということで、僕も撮影監督として全面協力である。もちつもたれつ。大人数の私立映画学校は肝心のプログラムが散々だが、そこで築いた映像業界に散らばった同士のつながりは大きい。 友達ばかりで楽しい撮影でした。 いい作品になるといいな。 これでリオネルが新しいクライエントを確保できることを祈りつつ。 僕の育てた協力な助監督ブラッド！ どこに出しても恥ずかしくないようになった… それどころか彼が優秀で僕がからかわれる。 うう インディアンがテーマ。 羽を投げ。 全体写真。 何してるんだ僕は…...</description>
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<pubDate>Wed, 08 Oct 2008 20:23:28 +0100</pubDate>
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